阪神はDeNAに完敗したが、巨人がヤクルトに敗れたため、前半戦の首位ターンが決定した。

先発のラウル・アルカンタラ投手(28)が初回にいきなり3失点。早めの継投に出たが、打線もDeNA先発左腕の坂本を攻略できなかった。

阪神矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。

 

-アルカンタラは立ち上がりから苦しい投球に

「うーん、いやまあ全部捉えられてるしね、アウトになってるのもしっかり打ち取ったというのがなかったしね。バッターからすると打ちにくいっていう感じには見えなかったね」

-2番手二保からつないでいって反撃ムードも

「あそこでなんとかね、1点でも2点でも取れる形ができればね、また変わったと思うし。そういうところでは、ピッチャーが頑張ってくれたからね、打線もやっぱりそこは頑張っていかないと、っていうところはあるよね」

-打線はDeNA先発坂本にてこずった

「チェンジアップがね。ちょっとてこずっているなという感じがあった。それでちょっと迷うというかそういう形になっているのかなと」

-打線の状態は底を脱した感じではない

「底はどうか知らんけど。それは知らんけど」

-佐藤輝が2安打

「きっかけがどこにあるか分からないけど、いろいろ取り組みながら。その中で苦しみながらでもヒットが出るってことは気分的にも違うし。ただ、自分のスイングというのは、テルらしさというスイングが出るのはまだ少ない。そういうのが増えてくることでアイツのバッティングという形になると思うんで。そういうのが増えていってくれたらなと思う」

-二保は中継ぎでも

「二保は元々、どっちでもできると思っているし。前回の登板より短い登板というのもあったと思うけど、しっかり腕も振ってね。二保らしさはしっかり出してくれた。中盤で点が取れればという雰囲気をつくってくれたのは二保だったんで。そういうところでは、助かるというか、いてくれると、いろんなところで力になってくれるんではないかと思います」

-首位で前半戦で折り返すことが決まった

「もちろん今、首位でいることは大事だけど、最終的に終わって首位にいることが大事なんでね。自分たちの野球がなかなかできにくい、交流戦明けになってきているんでね。明日なんとかいい形で終わって、スッキリしたいなと思っています」