オリックスは19日、チームスタッフ1人が新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で陽性と判定されたことを発表した。

当該スタッフは16日の夜に37・2度の微熱の症状を覚え、自宅療養をしていたところ、18日朝に体温が38・5度に上昇。そのため大阪市内の病院でPCR検査を受け、同日午後に陽性と判定された。現在は保健所の指示により、指定の医療機関で隔離療養を実施している。

前半戦最終戦となった13、14日の日本ハム戦に同行しており、14日の北海道・帯広での試合終了後に東京に移動。15日に東京から大阪に戻り、その後帰宅した。この間、外出や会食への参加はなく、勤務中はマスクをつけて「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に記載されている感染予防対策を実施していた。

球団はチーム同行メンバー(64人)を対象にPCR検査を実施し、全員の陰性を確認。管轄の保健所からは、濃厚接触者に該当する関係者はいないと判定された。NPBにはすでに報告。今後は選手、スタッフ、関係者全員に感染症対策についての再度の周知徹底を図っていく。

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