DeNA森敬斗内野手(19)が、後半戦で1軍スタートする見込みとなった。8、9日オリックス戦(京セラドーム)に参加する大阪遠征メンバーが7日に発表。高卒2年目の森も帯同が決まった。三浦大輔監督が後半戦開幕(14日ヤクルト戦=新潟)の野手について「今いるメンバーでスタートする予定です」と明かした。

森は日本ハムと3連戦を行った函館遠征で一気に調子を上げた。エキシビションマッチの前半5試合では13打数1安打6三振(打率7分7厘)と打撃不振だったが、同3連戦では6打数4安打0三振(打率6割6分7厘)と見違えた。「引っ張ると目切りが早くなる」と、4安打中3本を左方向へ打つなど打撃改造に成功した。

三浦監督は、森について「打撃の状態がちょっと上がってきている。(1軍で)活躍を期待してます。森が持っているスピード、はつらつとした若さ、思い切ったプレーを続けてもらいたい。ミス(失策とオーバーラン)もあったけど、(ベテランで堅守の)大和でもミスはある。エキシビションマッチも残り2試合なので、いろいろなものを吸収してもらいたい」と期待した。【斎藤直樹】