阪神がDeNAに競り負け、連勝は4でストップした。9回に佐藤輝明内野手(22)の2試合ぶりとなる23号ソロで1点差まで詰め寄ったが、あと1歩届かなかった。118日ぶりの先発マウンドに立った藤浪晋太郎投手(27)が5回途中4失点でKOされた。試合後の矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り。
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-最後まで粘りは見せたが
まあまあ、立ち上がりか。(相手先発の)坂本のところで、もうちょっと何とかしたかった。そんなにバチバチに決まっているとか、そんな感じには見えなかったから。
-9回に佐藤輝が本塁打
それがあいつの持ち味だからね。逆方向だったけど、輝らしく打てたんじゃない。
-23号
今まで球団の記録を抜くとか、誰もやっていないことをやったというのはもちろんすごいことだし。でもそこだけを目標にやっているわけじゃないんでね。さらにさらにもっと高い目標を持っていると思うし、もちろんその可能性を秘めた選手なんで。俺も楽しみにしています。
-先発の藤浪は粘り切れなかったか
いろいろ難しいよね。いいところはもちろんあるんだけど。勝たせるというところでいうと、内容的にはもうちょっと上げてもらわんと困るし。リズム的にもこっちにリズムが来るというような形にはなかなか持ってこれなかったんで。
-藤浪の今後は
それは(2軍調整中の)ガンケルの状態による。
-今季は相手先発の坂本に3戦3敗している
年間通して相性って出てくると思うから。そんなのを言い訳にしていたらダメ。チームとしてできることはあると思う。3回やられているということは、より打撃コーチやみんなで力を合わせて。もっと何かあるんじゃないかという意識を高めていくのがプロとして必要だと思う。