楽天の新外国人、ルスネイ・カスティーヨ外野手(34)が来日31打席目でうれしい1号同点2ランを放った。

2点を追う4回1死一塁。ソフトバンク東浜の真ん中146キロを完璧に捉え、バックスクリーン左へ放り込んだ。「7番DH」で7月3日ロッテ戦以来のスタメン出場に応えた。

「打ったのはストレート。追い込まれていたけど、甘いボールをうまく打つことができたよ。早く出れば良かったけど、ようやく出てうれしいネ」と笑顔でコメントした。

キューバ出身で14年にレッドソックスと7年総額7250万ドル(約76億1000万円)の大型契約を結んだが、高額年俸による「ぜいたく税」対策のため、マイナー暮らしが続いた。

今季楽天に加入し、4月23日西武戦でデビュー。だが来日初打席でファウルを打った際に左脇腹を痛め、負傷交代した。6月21日オリックス戦で復帰。この1発が来日7安打目となる。

▽楽天石井GM兼監督(右腕との対戦打率1割台のカスティーヨをスタメン起用)「とにかくカスティーヨでいってみたいと。キーになると思った。ビハインドの嫌な状況になりそうなところですぐに打ってくれたので、非常に助かる1発でした」

▽楽天島内(7月10日以来の3番で、5回に決勝の16号勝ち越し3ラン)「浅村が後ろにいるのが心強いし心を楽にしてくれた。宮崎はケータリングがすごくおいしいので、地鶏をいっぱい食べようと思います」

▽楽天早川(プロ初の中5日&地方球場での登板で、同最短の3回3失点)「(初回に左足に打球を当て)気にはなりましたけど、影響はないです」

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