楽天浅村栄斗内野手(30)が23打席ぶりに安打を放った。3点リードの7回1死、宮西の外角スライダーを打ち、三遊間を破った。

「2番DH」で3日西武戦以来4試合ぶりにスタメン復帰。2番でのスタメン出場は7月10日西武戦以来今季5度目だった。

開幕から主軸を張り、東京五輪では全5試合にスタメン出場し、侍ジャパンの金メダルに貢献した。

だが、後半戦は19試合に出場し、54打数11安打、打率2割4厘。8月28日ロッテ戦以来、19打席無安打。4日西武戦から3戦続けて代打出場が続いていた。

石井一久GM兼監督(47)は浅村の状態に「良くなってきていると思います」とし「チームの要に入る選手なので、ちょっと今調子が悪いから使わなくていいのか、という話じゃない。年間通したら、ある程度の数字は出す選手。そこの一喜一憂はしないほうがいいと思います」と期待を込めた。