日本ハムが世紀の猛攻で快勝だ。ソフトバンク戦(札幌ドーム)は、初回から11得点を挙げるパ・リーグタイ記録の歴史的大爆発。1死満塁で飛び出した“満塁男”王柏融外野手(28)の先制2点適時二塁打が号砲となった。王は1イニング2二塁打を含む3適時打と、来日3年目で自己最多となる1試合5打点の活躍だった。

    ▽   ▽   ▽

日本ハムが初回に11得点。日本ハムのイニング11得点は、東映時代の66年8月20日東京戦の1回、12年8月21日オリックス戦の5回以来3度目の球団タイ記録。初回の11点以上は03年7月27日ダイエー以来18年ぶりで、パ・リーグでは史上3度目の最多タイとなった。この日の日本ハムは2回にも5得点。03年ダイエーが8月1日オリックス戦で初回7点、2回8点で15点したことがあったが、2回までに16点を挙げたのは今回の日本ハムが初めて。