広島先発の床田寛樹投手(26)が、7回2失点の力投も援護に恵まれず、今季3敗目を喫した。初回に連打からピンチを招き、1死二、三塁から岡本和の三ゴロの間に先制点を許した。2回以降は最速151キロの直球を軸に凡打の山を築き、安打も許さず。だが1-1の7回2死から小林に低めの変化球を左翼ポール際に運ばれ、これが決勝点となった。

巨人菅野とプロ初の投げ合いで、投手戦を繰り広げた床田は「初回と7回がすべて。(被弾は)張っているところだったと思う。うまく1球で仕留められた。打者の特徴を頭に入れて投げていきたい」と反省。佐々岡監督は「(床田は)今日も球の強さ、腕の振りは、この(床田自身の登板の)3試合は同じ。2失点ですけど、自分の仕事をした。ゲームをつくってよかった」と評価した。