巨人が今季7度目の無得点負けで、今月初の連勝はならなかった。広島先発の左腕床田に、この日に1軍に再昇格した中田翔内野手(32)をはじめとした右打者を7人起用。2回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたがあと1本が出ず、6回に先発山口が鈴木誠と坂倉の連続適時打で先制を許すと、そのまま床田にプロ初完封を喫した。中田は3打数無安打1四球で、故郷・広島に錦を飾れなかった。

首位阪神と2位ヤクルトが勝利したため、首位とのゲーム差は3・5に広がった。原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。

 

-序盤のチャンスであと1本出ればという展開

「1本出なかったですね。向こうはそれをぱっと、ものにしたということですね。まあ完封だからね。完封されているわけだから」

-先発山口

「6回をなんとか投げきってほしいなというのはあったんですけどね、ちょうど次(7回の攻撃)も打席が回ってくるしね。もうひと踏ん張りというところでしょな」

-中田が久々の1軍

「いい感じだと思いますね。結果は出なかったけど、フィールディングなんかもうまいしね」

-9月は連勝ができていない

「なかなか乗り切れないところはあるけどね。今は我慢しながらね、やるべきことだけはしっかりやると、チェックすべきところはちゃんとチェックするというところですね」

【関連】1位阪神、2位ヤクルトは6厘差 プロ野球順位表