阪神先発のジョー・ガンケル投手(29)が6回4安打1失点と好投した。18アウトのうちゴロで10つを奪う持ち味たっぷりの投球で、3回から5回までは全て3者凡退と寄せつけなかった。

「低めにボールを集めてゴロを打たせることができたよ。ゴロアウトから守備のリズムを作ることができたのが良かった」

唯一の失点は6回で、2死から松原聖弥外野手(26)に甘く入ったスライダーを右翼席へソロを運ばれた。

チームは3回2死から大山悠輔内野手(26)の17号ソロで先制。5回2死満塁では糸井嘉男外野手(40)の3点適時二塁打で4点をリードした。右腕は「大山のホームランと糸井のタイムリー2ベースは本当に大きかったよ」と打線の援護に感謝。8勝目の権利を持って降板し、7回からは2番手の及川雅貴投手(20)にバトンをつないだ。

ガンケルは前回19日の巨人戦(甲子園)で2回を自己ワーストの7失点(自責6)と炎上したが、中6日でリベンジの快投を見せた。