DeNA牧秀悟内野手(23)が3回に右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、通算安打を118とした。

1959年(昭34)の桑田武を抜いて、62年ぶりに球団の新人安打記録を更新した。 試合後の牧の主な一問一答は以下の通り。

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-第1打席はチャンスで迎えたが

一、三塁と前の打者がチャンスをつくってくれたので、犠牲フライで1点でいいと、甘い球はどんどんいこうと思った。

-第2打席のヒットは

打った瞬間、いい当たりだった。いい感じで抜けてくれてよかった。

-新人記録を62年ぶり更新したが

いろんな球団の新人の記録は、狙っていくというか意識するところはあったので、今日打って記録を塗り替えられた。まだシーズンは続くので1本1本重ねていきたい。

-三浦監督から声をかけられたか

普通にあります。まだ試合終わったばかりでまだですが、前の猛打賞とか二塁打の記録はひと声かけてもらった。「頑張ります」と言っている。

-三浦監督が主力として期待しているが

自分的にはそんなに(重圧を感じない)。もちろんスタメンで出ている時は、出ていない選手がいる中で1年目で出ているのでそれなりに責任はあるが、監督さんには「思い切ってやれ」と言われている。特に変えずに、自分らしいプレーをしている。

-久しぶりの3番はどうだったか

特に意識はせずに、自分の与えられた仕事をやっていくと。チーム状況が、あまり点がとれない試合が続いていたので、思い切って3番で使ってもらったので、思い切っていけた。

-シーズン118安打はどう捉えている

シーズン始まる前はこんなに打てると思っていなかった。数字とかヒット数とかは意識せずにやっていたのですが、あらためて結果をみたら、球団の記録を超えられてよかった。

-新人王のライバルは気になるか

新人が打ったり抑えたりすると、負けられないと思う。今年しか新人王は目指せないので意識してやってます。

-連敗が止まったが

まず連敗が止められて、久々の勝ちがすごく大きいと思う。

-残りのシーズンに向けて

まだ20試合以上ある。今日みたいな試合も接戦も逆転もあると思う。いろんな勝ちで、1つでも勝ちを重ねたい。

-途中で腰の痛みあったが、元気にプレーする秘訣(ひけつ)は

休むところはしっかり休んだり、練習する時はするとできている。

-サイクル安打を達成した際、宮崎敏郎内野手がアドバイスくれると言っていたが宮崎の100号はどう感じた

プロ野球の中で100号打てるのはすごい。打撃がいい、すごい打者。まだまだ記録を伸ばしていくと思う。

-牧も100号を目指したいか

まあ、そんなに意識はしていませんが、記録として残るので、打てれば打ちたい。

-またもサイクル安打達成時に続いて右方向への長打で決めたが

今日も追い込まれてから強い打球を右方向に打てたので、感触としてはよかったと思う。