大混戦になったイースタン・リーグの全日程が終了し、巨人が2位で終えた。定期的に1軍にも出場した石川ら中堅に加えて、秋広、中山、戸田らルーキーも経験を積んだ。今季の成績について、多くの項目から「チーム内トップ」を集計した。

投手では、昨オフにFAでDeNAから加入した井納が唯一、規定投球回をクリア。9月まで先発ローテーションを回り、9月は中継ぎに役割変更された。育成7位ルーキーの戸田は、6月に支配下契約を勝ち取ると、8勝1敗、防御率3・30の好成績を残した。

野手では、ウレーニャが唯一、規定打席をクリア。11本塁打を放った石川は、規定未達もシーズンを通して3割4分以上をキープし続け、打率3割6分5厘で終えた。

【投手】

◆最優秀防御率(10試合以上登板) 谷岡=1・30

◆最多完投 横川=2

◆最多勝 戸田=8勝

◆最多登板 堀岡=43試合

◆最多先発 井納=15試合

◆最多投球回数 井納=104回

◆最多セーブ 平内=6

◆最多奪三振 戸田=66

◆被打率(10試合以上登板) 戸根=1割8分9厘

◆WHIP(投球回あたりの与四球+被安打数の合計)(10試合以上登板) 平内=1・06

【野手】

◆最多本塁打 石川=11

◆最多安打 ウレーニャ=72

◆最多出場 ウレーニャ、八百板=86

◆最多得点 石川=35

◆打率(10試合以上出場) 石川=3割6分5厘

◆出塁率(10試合以上出場) 石川=4割3分4厘

◆長打率(10試合以上出場) 石川=5割9分9厘

◆OPS(10試合以上出場) 石川=1・033

◆最多塁打数 ウレーニャ、石川=115塁打

◆最多打点 ウレーニャ=42打点

◆最多盗塁 重信=10