今秋ドラフト候補で最速157キロ右腕の関西国際大・翁田大勢投手(4年=西脇工)が先発し、9回4安打14奪三振2失点と好投した。

序盤は球が上ずり、四球を連発したが、2回以降は修正して要所を締めた。終盤も球威を維持し、内角速球で空を切らせる場面も目立った。それでも「(直球は)あまり走っていない感覚。変化球も直球も甘く入って決めきれなかった。しっかり消化していきたい」と課題を口にした。同リーグは緊急事態宣言発令中、無観客で開催を続けてきた。そのため視察できなかった12球団のスカウトがこの日、大挙し、約50人がチェックした。