創価大・鈴木勇斗投手(4年=鹿屋中央)は阪神が2位指名し交渉権を確定した。

最速152キロを誇る左腕だが、変化球も魅力。スライダー、カーブ、チェンジアップで組み立てる。カーブのお手本は、ドジャース・カーショー投手。投球フォームやグラブもまねるなど、YouTubeで動画をチェックし参考にしている。

173センチと長身ではないが、下半身がどっしりとした84キロ。高校時代は制球力が課題だったが、大学でのトレーニングを経て克服した。

プロ入りを強く意識するようになったきっかけは、大学3年時の関東地区大学野球選手権。国際武道大戦で4安打3失点12奪三振で完投するなど、準優勝のチームに大きく貢献し一気に存在感をアピールした。「関東大会で大きく自分の名前を出すことができた。今年は、去年より注目されると思うけど、そういうプレッシャーの中でも、自分が持っている結果やプレーができるように。そこで負けてしまったら上の世界でもやっていけないと思う」と話していた。

鹿児島県日置市出身、173センチ、84キロ、左投げ左打ち。