日本ハムは8日、23年開業の新球場エスコンフィールドの広場に、名前や誕生日などを刻印したレンガを敷設する権利を販売する「THE BRICK」プロジェクトをスタートした。

レンガは同フィールドの一塁側エントランス前広場「FIGHTERS LEGENDS SQUARE」に敷設予定で、先日行われた「ファイターズレジェンドベストナイン」で選出された12人を含む29選手、北海道移転後に指揮を執った監督3人のレンガを敷設。球団のレジェンド選手や監督の名前を刻印したレンガに隣接して敷設できる権利や、23年ホーム開幕戦ペアチケット付プランなども、数量限定で販売する。

本年度のシーズンシート契約者やファンクラブ会員を対象にした優待販売の一部は、この日からスタート。今後、プランに応じて順次、販売を行い、一般販売は12日正午から始まる予定。抽選販売のもの以外は、すべて数量に達し次第、販売を終了する。購入したレンガは、22年秋ごろの設置を目指す。

プロジェクトスタートにあたり、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)は「まずは、レジェンドベストナインに選んでいただき、私自身が歴史のピースの1つになれたことを、非常にうれしく思います」とあいさつ。「世界一のボールパークを皆さんと一緒に目指せたらと思います」と話した。

申し込みなどの詳細は、球団公式ホームページへ。