引き分けで優勝が消え、明大・丸山和郁主将(4年=前橋育英)は「4年生のミスで負けてしまった。詰めが甘かったです。下級生に申し訳ない」と唇をかんだ。

8回の4失点は、4年生左腕の磯村の四球から。丸山自身は本塁への返球が思うようにできず、9回のサヨナラ機は凡退。続く4年生の陶山も倒れた。

優勝は消えたが、学生野球最後の試合が残っている。「明治らしい野球で、明日勝って4年間を終わりたい」と前を向いた。

▽明大・田中武宏監督(引き分けに) 守る方も、攻める方も、今季はあと1歩が多い。(優勝が消え)選手に申し訳ない。その一言です。

▽明大・蒔田稔投手(リーグ戦初先発で7回2安打無失点と好投) 早稲田戦は9回2死から、自分のせいで逆転され申し訳なかったです。先輩たちから『次、頑張れ』と言ってもらいました。今日は気持ちの面で勝てたと思います。