日本ハムの新監督を務める新庄剛志氏(49)の就任会見が4日、札幌市内のホテルで行われた。

自身が背負う背番号について「僕のイメージっていったら、やっぱり『1番』じゃないですかあ…。その『1番』を付けたいという気持ちもあるんですけど、やっぱり主役は選手。スター候補を僕が育てて、その子に『1番』を付けてもらいたいと思っているので」と話しながらも、「その子たちが育つまでは、僕が『1番』付けまーす!」と左手を挙げて宣言。「まずは僕が付けまーす! 目立ちまーす!」と満面の笑みを浮かべた。

◆監督の背番号1 最近では07、08年にオリックスのコリンズ監督がつけた。大リーグ選手時代から愛着のある番号だったため、1番を熱望して後藤光尊内野手から譲ってもらった。王貞治氏は巨人の永久欠番となった1番を引退後も81~83年の助監督、84~88年の監督時代に使った。他に75~77年の吉田義男監督(阪神)らがいる。大リーグでは武闘派として知られた「ケンカ屋」ことビリー・マーティン監督の1番がヤンキースの永久欠番。なお、93~95年近鉄の鈴木啓示監督は現役時代にエースとして背番号1だったが、監督では背番号70だった。