専大・南保良太郎外野手(3年=星稜)が首位打者に輝いた。

試合前の時点では、打率3割9分1厘でリーグ2位だった。今季最終戦の4回裏、代打で右前打を放ち、同4割1分7厘に浮上。トップに立ち、次の打席は四球で、そのまま首位を守った。

「残り2試合の段階で首位打者を意識しました。今日はスタメンじゃなかったけど、1本打とうと思ってました」と最後の試合でやり遂げた。初球を捉え「代打では初球を振らないと結果が出ない。甘い球を振ろうと思ってました」と胸を張った。

引退する先輩たちへの思いを問われると「優しい4年生で。たまには、しっかりしないといけないと怒られたこともありましたが、皆さんを尊敬しています。寂しいですね」と、しんみり話した。