阪神からドラフト5位指名された亜大・岡留英貴投手(22)が11日、都内のホテルで契約金4000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。

岡留は「本当にプロ野球選手になれるという気持ちが強くなりました。(契約金で)親に何かを買えたら」とうれしそうに話した。大学からサイドスローへ転向した右腕について、担当の吉野スカウトは「変則でサイドから最速150キロ近くのボールを投げる」と力強さを評価する。

阪神には15年ドラフトで同じく5位指名された変則右腕青柳が、今季13勝で最多勝、勝率6割8分4厘で勝率第1位と2つのタイトルを取る活躍を見せた。岡留も青柳のスライダーや腕の振りなどを参考にしてきた。「青柳選手はフォームも似ているし、そういうところを聞いてみたい。いろいろ経験をされていると思うので、いろんなことを聞いてみたい」と、早く一緒にプレーすることを楽しみにしていた。(金額は推定)