オリックスがロッテに3-3で規定により引き分け、リーグ優勝のアドバンテージ1勝を加えて3勝1分けとし、96年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

1点を追う9回、代打小田裕也外野手(32)が奇襲のバスターで一塁線を破る“サヨナラ同点決勝打”を放った。中嶋聡監督(52)の場内インタビューは以下の通り。

 

-いまの気持ち

え~、しんどかったです。

-強攻で幕切れ

選手を信じて、つながることを頭に入れなから、最高の結果になりまして良よかったです。

-小田のバスター

もちろんバントの頭もありました。守備もありますし、いろいろ考えながらいきました。

-いろんな選手が活躍

皆さんが持っている、全員で勝つというタオルのごとく、ありがとうございます。それができてよかったです。

-投手陣は今日の3失点だけ

短期決戦で、あまり後に響かないようにいこうと思いました。つなぎでいこうと思いました。

-今年のチームの強さ

本当に最後の、今日の最後みたいに、絶対にあきらめない形が、すごくできていると思います。

-ファンに声を届けられる

いや、あまり、得意じゃないんで(笑い)。でも、そうですね。優勝しました! そして、日本シリーズも決めました! あとはもう、その先まで行きたいです。

-監督が現役時の25年前に日本一を決めて以来の日本シリーズ。ヤクルトが対戦相手

負けていますので、何とかやり返したい。

-日本シリーズへの思い

頑張ってきます。スタートがここですので、まずここで勝って、帰って来れないようにしたいですけど、神戸で決めたい気持ちもありますので。なんとか、全員でやっていきます。

 

▼オリックスがCSファイナルSを制し、96年以来25年ぶり13度目の日本シリーズ出場を決めた。日本シリーズの出場ブランクで25年ぶりは4位タイ(最長は98年横浜の38年ぶり)。

▼オリックス中嶋監督は就任1年目。新人監督のシリーズ出場は15年の工藤監督(ソフトバンク)真中監督(ヤクルト)以来18人目。無傷でプレーオフ、CSを突破した新人監督は12年栗山監督(日本ハム)15年工藤監督(ソフトバンク)に次いで3人目。