DeNAで来季から就任する球団OBの石井琢朗新コーチ(51)が15日、横須賀市の球団施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で始動した。午前9時20分、ユニホーム姿で全選手、スタッフを前にあいさつした。

「おはようございます。石井です。このたび皆さんと同じユニホームを着て、ともに優勝を目指して戦うことになりました。皆さんの力になれるように精いっぱい頑張っていきたいと思います。何とか来季、ここにいるみんなで優勝できるように頑張っていきましょう。よろしくお願いします」。

公の場でDeNAのユニホーム姿を見せるのは、横浜を退団した08以来13年ぶりとなった。

引退後は、広島、ヤクルトをへて、今季まで巨人でコーチを務めていた。

マシンガン打線をけん引した俊足巧打の1番打者が、今季12球団最少の31盗塁に終わった打線をテコ入れしていく。横須賀球場での野手練習は、俊足の遊撃手で「琢朗2世」が期待される森敬斗内野手(19)が「さあいこう」と声出しで始まった。