中日の本拠地バンテリンドームで張り替え工事中の人工芝が20日、報道陣に公開された。

6代目となる人工芝はミズノ社の「MS CraftBaseball Turf(エムエスクラフトベースボールターフ)」で、パイル(芝葉)が天然に近い形状で砂とチップがまかれ、同社の従来品より衝撃吸収性能が約15%向上しているという。球のバウンドや転がりが安定し、選手の衝撃などの負担を軽減する。

深い緑と明るい緑のツートンカラーで、外野フェンス手前の「ウォーニングゾーン」は茶色となっている。工事は11月末まで行われ、来年3月のオープン戦でお披露目される。総工費は約4億円。

同社の人工芝を使用するプロ野球本拠地球場は、メットライフドーム、ZOZOマリン、京セラドーム大阪についで4球場目。セ・リーグでは初の採用になる。

現在、球場横の商業施設「イオンモールナゴヤドーム前」などで3900円以上の買い物をすると先着100人に旧人工芝をプレゼントするキャンペーンが行われている。

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