先輩の威厳を見せた。ヤクルト石川雅規投手(41)は、1回に青学大の後輩であるオリックス吉田正尚、杉本裕太郎と対戦し、第1打席をともに無安打に封じた。1死一塁で3番吉田正を迎えると、カウント1-2から内角121キロシンカーで空振り三振。4番杉本はカウント2-2から外角の123キロシンカーで中飛に打ち取った。

石川にとって、吉田正は13学年、杉本は11学年下。両コーナーを丁寧に突く、熟練した投球を後輩に見せつけた。