プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデン・グラブ賞が2日、発表された。
両リーグ最多得票はソフトバンクの甲斐拓也捕手で254票を集めた。
選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセが292、パが273だった。セ・パ受賞選手は以下の通り。
セ・リーグ
▽投手
中日柳裕也(初受賞=206票)
「高校で守備を鍛えられた。小倉さんに一番に報告したい」
▽捕手
ヤクルト中村悠平(6年ぶり2度目=167票)
「私1人で取れた賞ではないと思いますし、投手、野手とが協力してくれて受賞できたと思いますので本当にうれしく思います。これからも頑張ります
▽一塁手
中日D・ビシエド(2年連続2度目=155票)
「今年もいただけると思っていなかったので、喜びもひとしおです。荒木コーチをはじめ、皆さんの支えがあって、しっかり練習できた成果だと思う」
▽二塁手
広島菊池涼介(9年連続9度目=173票)
「素直にうれしいです。来年もまた取れるように、一生懸命白球を追いたいと思います」
▽三塁手
巨人岡本和真(初受賞=188票)
「たくさんの指導者の方々に指導をしてもらい、たくさんの方にサポートしていただいたおかげです。現役のうちに1度は取りたいと思っていた賞ですし、なによりも欲しい賞だったので、評価していただけたことがすごくうれしいです」
▽遊撃手
巨人坂本勇人(3年連続5度目=222票)
「投票してくださった記者の皆様に感謝いたします。個人的に毎年とりたいと思っている賞ですし、今年は(岡本)和真も受賞したと聞き、さらに喜びが増しました。ゴールデングラブの和真さんのサポートを受けながら、また来年三遊間で選出していただけるように頑張ります」
▽外野手
広島鈴木誠也(3年連続5度目=233票)
「今年は守備の方もしっかり意識して取り組んできたので、すごくうれしいです。守備、走塁、打撃全てを常に大切にしているので、その中でゴールデン・グラブ賞という一番良い賞を受賞することが出来て光栄に思います」
阪神近本光司(初受賞=210票)
「プロ入りから筒井(外野守備走塁)コーチと一緒に目指してきた賞でもあるので、初めて受賞することができて素直にうれしいです。走攻守でチームに貢献するのが自分のプレースタイルですし、これを励みに、来年からも続けて選んでいただけるような選手になれるように、しっかり頑張っていきたいと思います」
中日大島洋平(4年連続9度目=125票)
「毎年、目標としている賞なので、取れてうれしい。来年以降も、この賞に恥じないプレーができるようにしたい。来季も取れれば受賞回数が2桁になるので、目指したい」
パ・リーグ
▽投手
オリックス山本由伸(初受賞=245票)
「自分も小学生の時から知っているような、みんなが憧れる賞に選んでいただき、とても光栄です。受賞できたことを一つの自信にして、これからもレベルアップしていけるように日々精進していきたいと思います」
▽捕手
ソフトバンク甲斐拓也(5年連続5度目=254票)
「来季もこの賞に恥じないよう、日々精進していきたいと思います」
▽一塁手
ソフトバンク中村晃(2年連続2度目=158票)
「来シーズンもこの賞に恥じないよう、日々精進していき、3年連続で取れるようにしたいです。チームが日本一奪還をできるように頑張っていきます」
▽二塁手
ロッテ中村奨吾(3年ぶり2度目=197票)
「前回受賞させていただいた時からこの賞のことを毎年意識してプレーしていました。3年ぶりに受賞できてすごくうれしいです。今年は森脇コーチにキャンプの時から1から熱心に指導をしていただき、そのおかげでレベルアップすることができました。アドバイスをいただいた皆様、手伝ってくださったスタッフ、そして信頼しあいながら、お互いカバーしながらプレーをさせてもらったチームメート。皆様に感謝です。本当に1人でとれた賞ではありません。周りの皆様に感謝しかありません。ありがとうございました」
▽三塁手
オリックス宗佑磨(初受賞=210票)
「歴史のある特別な賞に選んでいただき、大変光栄です。サードをするまでは全く想像もできませんでしたが、レギュラーとしてサードを守らせてもらっていましたし、取れたらいいなとは思っていました」
▽遊撃手
西武源田壮亮(4年連続4度目=188票)
「三井ゴールデン・グラブ賞は毎年意識しておりますので、ショートには他にもたくさん素晴らしい選手がいるなか今年も受賞できたことは大変光栄です。投票してくださった方々やご声援いただいたファンの皆さまに感謝いたします。この賞に恥じぬよう、さらに守備の精度を上げるべく日々練習に励んでいきたいと思います」
▽外野手
ロッテ荻野貴司(2年ぶり2度目=234票)
「2年前に受賞させていただいた時は全試合出場ではありませんでしたが、今年は全試合に出場してとれたことに充実感があります。1年間けがをすることなく試合に出続けた中で、こういう賞をとれたことを本当にうれしく思います。日頃から練習を見てくれているコーチ、手伝ってくれるスタッフ、そして体のケアをしてくださった皆様に感謝をして、受賞したことを報告したいです。今年の結果に満足せず、チームから信頼をしてもらえるような守備ができるように、来年はもっともっと頑張りたいと思います。これからもそのために精進していきますのでよろしくお願いします」
楽天辰己涼介(初受賞=166票)
「今回、目標の1つであったゴールデン・グラブ賞に選んでいただき、大変うれしく思います。いつも応援していただき、大きな力をくださるファンの皆さん、また、日々支えてくださる、監督、コーチ、球団スタッフの皆さんには感謝しかありません。来シーズンも皆さんの期待に応え、感動を与えられるようなプレーができるよう、精進していきたいと思います」
ソフトバンク柳田悠岐(2年連続6度目=91票)
「打撃を注目されることが多い気がしますが『守備もしっかりやる男だぞ』と、少しは証明できたんじゃないでしょうか。村松(外野守備走塁)コーチのお陰です! 票を入れてくださった全ての皆さんにも感謝です」