7年連続23回目の出場となったトヨタ自動車(豊田市)は初戦で姿を消した。

先発の渕上佳輝投手(24)は4回途中7安打4失点で降板。打線も佐藤勇基内野手(23)が4回に放ったソロ本塁打の1点に終わった。藤原航平監督は「NTTさんを倒して、事実上の決勝のつもりで挑んだんですけど、相手の投手陣を崩せなかった。(先発の)上出くんの力のある球に押されてしまった。もう1つは、最少失点で終盤で何とかというところで、序盤で点を取られてしまったのが痛かった」と序盤の攻防を悔やんだ。

広島ドラフト3位の中村健人外野手(24)は「1番中堅」で先発。3打数無安打1四球と快音を残すことはできず、社会人最後の大会を終えた。