ロッテ荻野貴司外野手(36)が15日、ZOZOマリンで来季の契約更改交渉に臨み、2000万円増の年俸1億円でサインした。

昨オフに複数年契約を結び、今季はその1年目。膝など肉体のケアを継続的に行いながら、プロ12年目にして初の全試合出場を達成した。「ケガなく1年間戦えたのが本当に自信になったと思いますが、最後ああいう形で優勝を逃して、やっぱり悔しい気持ちの方が多いシーズンだった」と、あらためて来季の優勝を目標に定めた。

全試合1番打者でスタメン出場して169安打、24盗塁はいずれもリーグトップでタイトル獲得。12球団で外野手トップの得票率でゴールデングラブ賞も受賞するなど、充実の1年。「まだまだ満足してはいけない。もっと成長できるように来年もやりたい」と話した。(金額は推定)