阪神は22日、2軍施設の移転が正式に決定したことを発表した。現在の兵庫・西宮市鳴尾浜から、小田南公園(同尼崎市杭瀬南新町)に移る。球団創設90年となる25年2月からの施設オープンに向けて、本格的に進めていく。

2軍の新しい拠点は阪神大物駅から徒歩約5分と交通アクセスも良く、利便性も高い。フィールドは甲子園球場と同一サイズ、同方位で建てられ、観客席は約3600席(うち車椅子約18席)となっている。

その他、売店、グッズショップ、券売所も設けられる予定で、ファンが楽しむことができる施設も完備される予定だ。鳴尾浜に移転前の79年から94年まで2軍の本拠地だった浜田球場から31年ぶりに尼崎に「虎の穴」が帰ってくる。