来春キャンプでは「BIGBOSSカメラ」が沖縄・名護に送り込まれそうだ。テレビ各局が、日本ハム新庄剛志監督(49)の一挙手一投足を追う特別報道体制を検討していることが明らかになった。11月の就任会見でも、全国放送のワイドショーで3局が生中継。注目度の高かった秋季キャンプ同様、無数のテレビカメラがBIGBOSSへ向けられる。

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来年2月の沖縄・名護には、テレビカメラがズラリと並びそうだ。テレビ各局は、新庄BIGBOSSの動きを密着マークすべく、特別報道体制を検討している。

全国ファンが注目している新監督の船出とあって、今年11月の秋季キャンプにも多数の番組スタッフが殺到した。テレビ局関係者は「一挙手一投足がニュースになる。急に着替えて現れたり、ハートのリクエストポーズを出したりと、常に追っていないと撮り逃してしまうので、ビッグボス固定のカメラが必要だった」と話す。「(他チームの)CS期間であれだけ全国ニュースになるのであれば、春季キャンプは各局が総動員なのでは」と見通しを明かした。

通常の春季キャンプ報道では、メインのカメラは1台のケースが多く、あとは記者のデジカメで対応している。試合映像などは各局が分け合って使用するケースもあるというが、同関係者は「今回は独自目線で撮りたい社も多いだろうし、球団が入場を許可すれば、1社で複数台のカメラが入る局もあるだろう」と話している。

今季限りで引退した斎藤氏が入団した10年オフも、佑ちゃんフィーバーで社会現象となった。鎌ケ谷の新人合同自主トレには5機のヘリが飛び、キャンプ初日には報道陣が56社423人が詰めかけた。ただ「あくまでプレーする選手だから、映像の使い所も多い。監督がこれだけ細かく連日ニュースに取り上げられたというのは記憶がない」(同関係者)と、BIGBOSSはかつてないフィーバーを巻き起こしている。

プロ野球中継の視聴率は低迷している。道内テレビ局関係者は「ひと昔前の野球人気だった時代とは違って、近年はスポンサーがつかず、中継してもほとんど赤字で放送数は減っている。ビッグボスの注目度で、どのくらい持ち直せるか」と期待を寄せた。