西武のドラフト2位佐藤隼輔投手(22=筑波大)は一苦労の入寮となった。

6日、筑波大を出発して、自ら車を運転し、所沢の若獅子寮へ向かったが、門出の日に天気は大雪。カーナビでは2時間以内で到着の予定も、安全を最優先に心がけながらの運転もあり、約1時間遅れの到着となった。「運転は疲れました」と苦笑いし「予定より遅くなってしまって、他の方に迷惑をかけてしまった」と頭を下げた。

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卒業論文では自らの「投球フォームの変化」を執筆し、すでに提出は完了。ただ、20日までに論文を端的にまとめた「抄録」を出す必要があり、それは寮でまとめる。卒論はバイオメカニクスも駆使した大作で、その過程で「3年生の時の方が体幹部の状態がよく、4年生の時の方が腕の状態はよかった」とも分かった。プロで戦うためのフォーム修正にも生かす。「ひねりを意識し、いいパフォーマンスにつなげられたら」と話した。