巨人中山礼都内野手(19)が、スリム化した新たな“相棒”と1軍デビューを目指す。

19日、関東近郊で岡本和、吉川らと行う自主トレ後にオンラインで対応した。昨季は、2軍監督だった阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチと同モデルの930グラムのバットを使用していたが「スイングスピードが上がってボールが長く見られるようになったので」と、今季は900グラムに変更。「しっかり振ることをまずやっていかないといけない。しっかり体幹を使って飛距離を飛ばすには、少し軽いバットがいいかなと思ったので900グラムでやっていきます」と説明した。

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大きな志を抱いてオフの鍛錬に励む。巨人の遊撃手には坂本が君臨する。この日は契約更改時と同じく「今年はショートのレギュラーを取るつもりで12月から練習してきたので、それはぶらさずに頭のど真ん中にいれて練習しています」と宣言。年末年始も「大みそかや元日は自分のために、他の人に差をつけるって意味もある」と休まずトレーニングを積んできた。

高卒2年目の今季は、1軍で頭角を現すことを期待されている。「そんなに甘い世界じゃないのは僕も分かってますし、自分の中でも理解している」と、坂本の牙城の高さは承知している。それでも、目線はぶらさない。「ショートのレギュラーになりたい思いは強いので、坂本さんに追いつけるように練習しています」。偉大なキャプテンの背中を、本気で追いかける。