阪神は26日、恒例の夏イベント「ウル虎の夏2022」で着用する「ウル虎イエローユニホーム」を発表した。今季は節目となる同イベント10シーズン目で、過去9年の歴代ウル虎ユニホームを組み合わせた。14年に採用した緑も一部に入り、奇抜なデザインで過去最高にレプリカユニホームが売れた昨季の「虎の目」も残した。

制作期間は約4カ月。球団の営業担当者は「目を一番上にして、にらみを利かせて、インパクトを残しつつ。何パターンか持っていきましたが、選手も99%がこれという感じで」と、選手たちの支持も高かった。

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昨年、ウル虎ユニホームを着用した7月12日DeNA戦では3点差で迎えた9回に大山のサヨナラ安打など一気に4点を奪い大逆転勝ちを収めた。今年は7月12~14日の巨人3連戦、7月15~17日の中日3連戦の甲子園での計6試合で開催され、入場者に同デザインのオリジナルジャージーが配布される。

〇…阪神の「ウル虎イエローユニホーム」の着用モデルとして青柳と坂本が会見に参加した。青柳は「本当に斬新」と気に入った様子。坂本も「結構、ヤギ(青柳)は似合っているんじゃないかな。まあ、元がいいので」と、女房役らしく開幕投手候補の着こなしをほめた。今季から主将を務める坂本はこの日がキャプテンマークのお披露目となった。青柳が「(キャプテンマークの)重みは?」と聞くと坂本は「素材が軽いので」とニヤリ。糸井がオリックス時代の15年に初めて主将になった時の「伝説の返し」を即座にマネをして笑わせた。