巨人高橋優貴投手(24)が鮮やかな水色の新グラブで輝きを放つ1年にする。宮崎での1軍合同自主トレ2日目は、ブルペンで立ち投げを敢行。同学年の岸田を相手に、カーブやスクリューなど変化球を交えて25球を投げ込んだ。「しっかり2月1日に投げられるようにと思って準備してます」とキャンプインを見据えた。

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水色の新相棒が映える。「意味はないですけど、すぐに人と違うことをしてしまう」とメーカーが今年から導入したばかりの新色導入を決断した。昨季チームトップの11勝を挙げても、現状に満足しない

今季は、昨季ビジター用で使用していた深緑のグラブと使い分けていく。同グラブには「磨穿鉄拳(ませんてっけん)」と刺しゅうされている。「物事を決めたらやり抜く」という意味の四字熟語「磨穿鉄硯」の「硯」を「拳」に変えたもの。「勝負師として戦うぞ」という思いを込めた。「最高の形だと思うので完投、完封をしていきたい」。新相棒と勝負師の魂を携えて、先発ローテ切符とプロ3年間で未達成の初完投、初完封を堂々と狙いにいく。【小早川宗一郎】