日本ハム新庄剛志監督(50)が30日、“全身グラブ”のド派手衣装で、春季キャンプ地の沖縄に到着した。

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東京から空路で、予定の到着時刻より7分遅れで沖縄入り。古くなったグラブ40個を使用したという個性的なロングコートを羽織り、グラブをリメークした革靴で登場。17年間の現役生活を、一つのグラブで全うしたBIGBOSSは「道具を大事にするチームにしたい」という願いを込めて、この衣装を選んだ。「捨てられそうなグラブでも、こういう一つの作品ができる。ファイターズも、このキャンプで、一つのものを作り上げていきたい」。ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト&バイオリニストSUGIZOらの衣装を手掛けたファッションデザイナー鶴田能史氏の作品で、スマートフォンが入るポケットが付いているなど細部にまでこだわったデザインになっている。

お色直しでの登場だった。羽田空港出発時はシックな紫っぽいロングジャケットに淡いグレーのボトムス、茶色の革靴を履いていた。インナーは、ホスト界の帝王ローランドに特別にプロデュースしてもらった「CHRISTIAN BIG BOSS」の黒色のTシャツを着ていた。

06年1月31日のキャンプ地・沖縄入りでは、ユニホームに着替え、金属バットを振り回しながら登場している。