広島は31日、木下元秀外野手(20)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

木下は無症状で、30日に球団が実施したスクリーニングPCR検査で陽性と判定された。現在は管轄保健所の指示に従いホテルで療養している。木下は2月1日から宮崎・日南で始まる1軍キャンプに選ばれていた。

広島は28日に複数の選手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、球団独自に濃厚接触疑いのある選手に隔離措置を取っていた。木下も濃厚接触疑いと球団に指定されたため、自主隔離中だった。そのため、チーム内に濃厚接触者はおらず、球団の活動に支障はない。

今年に入ってから選手の感染は9人目。

◆広島選手の今年に入ってからの新型コロナウイルス陽性者(日付は球団発表日)

▽10日 ロベルト・コルニエル投手(26)、ヘロニモ・フランスア投手(28)

▽21日 矢崎拓也投手(27)

▽25日 矢野雅哉内野手(23)

▽27日 長野久義外野手(37)

▽29日 田中広輔内野手(32)、西川龍馬外野手(27)、中神拓都内野手(21)

▽31日 木下元秀外野手(20)