広島ドラフト1位の黒原拓未投手(22=関学大)が10日、初めてプロの打者を相手に投球する。1次キャンプ最終クール初日に新人3投手がフリー打撃に登板予定。ドラ1左腕は「まずはしっかり投げきることが大事だと思う。あまり細かいことは気にせず、しっかり自分の持ち味を出していけたらなと思います」と意気込んだ。

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8日まで3度ブルペン入り。第2クール最終日は右足を上げたフォームを試した。「これからはもっと今まで通りクイックの精度を高めて、あとは癖がでないように」。いつものクイック投法に戻し、精度向上を目指す道を決断。休養日だったこの日も「グラウンドに来て体を動かして準備したい」と返上で調整した。

11、12日は紅白戦を予定。佐々岡監督は「競争。(2次キャンプ地の)沖縄に行けるかどうかという選手もいる。しっかり実戦を見てみたい」と実戦でのサバイバルレースを予告した。