NPBエンタープライズは16日、3月5、6日に予定していた侍ジャパンの強化試合、台湾戦(東京ドーム)を中止すると発表した。新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大を受け、台湾の野球連盟から話し合いの申し入れがあり、この日、中止を決定した。

初陣が延期となった栗山英樹監督(60)は「新生・侍ジャパンの新たな挑戦を、多くの野球ファンの皆様にお見せすることができず、大変残念な気持ちです。しかし、次回WBCでの世界一奪還という目標は変わりません。前向きに準備を進めて参ります」とコメントした。

10日に、台湾メディアが延期の可能性を報じていた。プロ野球の斉藤惇コミッショナーも、近く開催するか方針を決めるとしていた。