2日で3度目の「確信歩き」だった。巨人岡本和真内野手(25)は6回1死一塁、西武与座の127キロを完璧にとらえた。大きな放物線を描く打球の行方を見届けるまでもなく、ゆっくりと一塁へ走りだした。

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初回には「22年1号」となった前夜のリプレーのようなバックスクリーンへの一撃を放ち、これで2戦3発。「1打席目はしっかり打ちにいった中でホームランが打てたので良かった。2本目はアンダースローでしたけれど、自分のスイングでしっかり捉える事ができて良かった」と納得の表情。原監督からも「非常に、速い球を打ち返しているという点において、何か秋からやってきたものがね、どこかに手ごたえを感じているんじゃないでしょうか」と賛辞の言葉を送られた。

それでも2年連続二冠王は、開幕への仕上げの時期だけに、結果だけでなく内容も求めている。2発という結果よりも、4回先頭、カウント2-1からの4球目を遊ゴロに仕留められた打席にフォーカスした。「2打席目はもったいない凡打だったので、そこは反省して、修正していきたいと思います」。25日の中日との開幕戦(東京ドーム)まで、満足することなく高めていく。

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▽巨人ウィーラー(6回1死、岡本和に続いて2者連続本塁打となる1号ソロ)「昨日、今日とチームがいいプレーしてるので、自分もその流れに乗ったよ~」

▽巨人ドラフト2位・山田龍聖投手(21=JR東日本。8回2死で本拠地デビューを飾り源田を1球で左飛に)「1球ではありますが、前回の実戦で2イニング投げていたので落ち着いて投げることができました」