若鯉徹底チェック! 開幕2カード目初戦の29日広島戦(マツダスタジアム)の先発が有力の阪神西勇輝投手(31)が、前哨戦のマウンドに向かう。

【関連記事】阪神ニュース一覧

8日広島戦(甲子園)に先発予定。今季初実戦の2月26日の中日戦では右手のまめがつぶれた影響で1イニングで降板したが、すでに完治。本番モードに突入する。

広島はメジャーに挑戦する鈴木誠がチームを離れ、若手主体の打線となる見込み。昨季は対戦機会がなかった宇草や、新人ながら4番候補のドラフト6位末包昇大(すえかね・しょうた)外野手(25=大阪ガス)、同3位中村健人外野手(24=トヨタ自動車)ら初対戦の選手が続々と出場する予定だ。

新顔との対戦について右腕は「どんどん振ってくることを念頭に置きながら、かわすというよりも、どこの真っすぐが強いか試したり、突っ込んだら強いタイプなのか、かわしても強いタイプなのかを見極めていけたら」。新戦力の情報を収集する登板となりそうで「打たれてもシーズンでは投げないようにすれば。失敗もいいことも経験。両方うまく合わせながらやっていきたい」と気合。若鯉を入念に分析し、本番に備える。【古財稜明】