西武山川穂高内野手(30)が完璧なアーチをかけた。

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3点を追う4回1死。初球の130キロスライダーを一振りで仕留めた。打った瞬間に確信し、ゆっくり歩き始めた。快音を残した打球は寒空を切り裂いて、左中間スタンドの中段まで飛んで行った。ベンチに戻ると、「どすこい」のパフォーマンスで盛り上げた。3試合ヒットがなかったが、見事な1発を放った。

山川は「打った瞬間、手応えがありました。今、数字が出ていない状況ですが、キャンプ期間中からやってきているフォームがいい形だと思っているので、数字も多少は頭に入れますが、今はこのフォームで続けていきたいと思っています。いい形で開幕を迎えられたらいいな、と思います」と話した。