巨人小林誠司捕手(32)が、原監督の期待に応える快音を響かせた。

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1軍昇格翌日のこの日、「8番捕手」で今季初スタメン。2回1死、第1打席で初球を振り抜いた。オリックス宮城の146キロ直球を完璧にはじき返す中前打。一塁ベースを回り、パンパンと両手をたたいて喜んだ。オープン戦ながら1軍では昨年9月23日広島戦(マツダスタジアム)以来、170日ぶりの安打となった。

さらに4回先頭の第2打席も、宮城の直球を中前にはじき返し、2打席連続安打とした。レギュラーシーズンも含めて、2打席連続安打は20年2月23日のオープン戦・楽天戦(セルラースタジアム那覇)以来、約2年ぶり。正捕手争いへ、存在感を示した。