楽天黒川史陽内野手が、開幕1軍入りと定位置奪取へアピールを続けている。「

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8番二塁」で先発すると、3回先頭で迎えた第1打席は、カウント0-2から外角低めのスライダーを右前打。5回無死二塁の第2打席では、同じくカウント0-2から高めのカットボールをはじきかえし、中前適時打を放った。2安打1打点で、オープン戦での打率も3割と好調。智弁和歌山から入団し、昨季までは開幕2軍スタート。3年目の今季は「なんとか1軍に食らいついていけるようにしたい」と引き締めていた。

主な守備位置は二塁と三塁。浅村、茂木、鈴木大ら主力がひしめくが、レギュラー入りも譲らない。「打席を自分から奪い取る気持ちでやっていかないと。普通には与えられないと思うので、もっとアピールして打席にいっぱい立ちたい」と奮い立つ。飛躍の1年とするため、がむしゃらに目の前の結果にこだわっている。

▽楽天石井GM兼監督(開幕1軍を目指す若手に) 一生懸命やってきて結果を出して、というところはくんであげたい。そうは言っても枠が決まっている。まだまだ競争は続く。人選というのはすごく悩みます。