西武の新外国人2選手が日本愛をさく裂された。ジャンセン・ウィティ内野手(32=マリナーズ3A)とボー・タカハシ投手(25=韓国・KIA)が18日、ベルーナドームに隣接する球団施設で入団会見を行った。

ともに13日に来日。ジャンセンは、米国で日本人コーチに教わったという日本語で「西武ライオンズの一員になるのを楽しみにしています。日本でプレーできることがうれしいです」とあいさつした。昨季はマリナーズ傘下3Aでプレー。マ軍で会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏とも交流し「野球に対する姿勢や情熱に影響を受けた。イチローさんがプレーしていた日本でプレーできることはすごく光栄」と話した。内外野を守れ、広角に打てる中距離打者として期待されている。

ブラジル人右腕のボーは、すき焼きと焼き肉が好物の日系3世。米国ではオリックス平野佳やレッズ秋山と知り合った。憧れの投手に西武OBの松坂大輔氏を挙げ「小さい時に、西武やアメリカで投げていた試合を見て好きになりました。自分の中で、レジェンドでありアイドル。もし松坂さんと写真を撮れたら宝物になると思う」と目を輝かせた。起用はリリーフが想定される。「2回投げろ、3回投げろと言われたら準備をする。160キロ投げるタイプではありませんが、直球、変化球のロケーションがしっかりできている」とアピールした。