千葉西が悔しいサヨナラ負けを喫した。3-3の7回裏、1死三塁から内野ゴロの間にスタートしていたサヨナラの走者が返ってしまい、3回戦で姿を消した

初回、相手の立ち上がりを攻め、2死一、二塁から5番花嶋大和(3年)の中前適時打で先制。四球を挟んで7番川口重斗(3年)が中前に2点適時打を放ち、3点を先制した。先発小嶋直大(3年)は1回に1点を失い、3回に守備の乱れもあって2点を奪われて同点に。打線は1回以降、チャンスを生かせず、そのまま最終回を迎えていた。

山本哲士監督は「初回でいい流れだったのですが、その後ゼロが続いて止まってしまった。どのチームもそうですが、チャンスで打てなかったのが敗因ですね」と話し、サヨナラ負けしたものの、リリーフした2年生菰田陽生(はるき)の好投に「3試合投げて頑張ってくれた」と収穫に挙げた。柴田元気主将(3年)は「1回戦の入りもよく(12-1松阪)いい雰囲気でした。今日はもっと打って投手を助けたかった。この負けを機に新たな気持ちでやりたい」と前向きに話した。