▼19歳の高橋宏斗投手が逆転打を放ってプロ初勝利を挙げた。自らのV打点でプロ初勝利は16年5月1日原樹(ヤクルト)以来となり、中日では51年8月26日加藤一が国鉄戦で記録して以来、71年ぶりだ。

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この日はヤクルトの先発が42歳の石川。10代投手と40代投手の先発対決は昨年7月11日の和田(ソフトバンク)-宮城(オリックス)以来18度目で、10代投手が勝ったのは10年4月4日伊藤(中日)以来6度目。40代投手に投げ勝ってプロ初勝利は88年8月14日伊良部(ロッテ)10年伊藤に次いで3度目。

◆高橋宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日、愛知県生まれ。中京大中京2年時の19年明治神宮大会で優勝。20年センバツがコロナ禍で中止になり、代替措置として同年8月に開催した「2020年甲子園高校野球交流試合」で智弁学園相手に最速153キロを出した。同年ドラフト1位で中日入団。1年目の昨季は2軍で14試合登板、0勝5敗、防御率7・01。今年3月30日DeNA戦で1軍デビューした。今季推定年俸1400万円。186センチ、86キロ。右投げ右打ち。