オリックス打線がロッテ先発の石川を攻略できず、今季3度目の0封負けを喫した。試合前には開幕から全試合で三塁を守ってきた宗、7日ソフトバンク戦で3安打猛打賞の頓宮、救援右腕の黒木らの新型コロナウイルス感染が判明。白星をつかみ、明るい話題が欲しかったが、この敗戦で借金3。不穏な空気を吹き飛ばすことができなかった。

【関連記事】オリックスニュース一覧

中嶋監督は無得点に終わった打線に「ずっとこんな感じで、苦しいとは思うんですけど…。なんとか点を取らないといけないですね」と声を震わせた。7日に感染が判明した伏見も含め、現時点で4選手が離脱。指揮官は「いるメンバーでベストを。誰もが戦力のはずなので。負けたらどこかに原因がある。そこを追求していきたい」と懸命に前を向いた。

9日の先発は、自身17連勝中のエース山本が予定。快投で、チームに希望の光をもたらしたい。【真柴健】