昨季途中に阪神からソフトバンク入りした中谷将大外野手(29)が、移籍後初安打を放った。「5番右翼」で出場し、2回先頭で左前打。次打者、柳町の打席で二盗も決め、チャンスメークした。初安打の記念球はベンチで戻された。

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4回先頭の第2打席でも右中間への二塁打。3回の守備では、オリックス杉本の大飛球を、右翼フェンスに激突しながら好捕した。これには先発のエース千賀も笑顔で拍手を送った。

中谷は10年ドラフト3位で阪神に入団。17年には4番も務めるなど、自己最多20本塁打を放った。昨季は1軍出場はなく、安打は阪神時代の20年11月10日巨人戦(甲子園)で中前打を放って以来、527日ぶり。マルチ安打は19年5月19日の広島戦(甲子園)で2安打を放って以来、1068日ぶりとなった。