ロッテは26日、株式会社ロッテ中央研究所の「噛むこと研究部」と協力して個々の好みにカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を選手へ提供すると発表した。

同ガムは東京歯科大の武田友孝先生が監修し、さまざまなプロアスリートに向けて提供されているガムで、トレーニングや試合中に「噛(か)むこと」を通じてアスリートたちを「噛むチカラ」でサポートすることが目的として開発された。噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴で、選手には好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施して提供される。

球団と同研究部の取り組みは19年から始まり、今回で4度目の実施。選手のパフォーマンス向上のため、ガムを噛むことを日常に取り入れる「ガムトレ」を推奨している。今回、ガムセレクトを実施したのは昨年から引き続きとなるキャプテンの中村奨吾内野手(29)、藤岡裕大内野手(28)に加えて、新たに小島和哉投手(25)、平沢大河内野手(24)、山口航輝外野手(21)の計5選手。過去3度は全て野手への提供だったが、投手への提供は今回が初めてとなった。

この日、楽天戦(ZOZOマリン)に先発予定の小島は球団を通じて「今回初めてガムセレクトをさせていただきましたが、投手としては初めてということで本当にうれしく思います。僕が選んだのは、硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます。また試合に入っても登板後、ベンチに戻ってきた際には必ずガムを噛んでいます。噛むことはとても重要だと思いますし、僕自身ガムを噛むことでリラックスできていると思います。自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄です。今年1年噛み続けていきます!」と、コメントした。

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