ヤクルトのホセ・オスナ内野手(29)が、3安打2打点の活躍で逆転勝利に貢献した。

8回、長岡の押し出し四球で1点を勝ち越し、なお1死満塁の好機。広島島内に対しカウント1-1からの3球目、「有利なカウントだったのでストレート一本に絞って、ゾーンにきた球は積極的に打ちにいきました」と高め150キロ直球を中前にはじき返す2点適時打で流れを引き寄せた。

その後もチームは攻撃の手を緩めず、打者13人を送り込む猛攻で今季1イニング最多となる9得点。2連勝で貯金を2とし、3位に浮上。敵地でお立ち台に上がったオスナは「素晴らしいチームでの勝利。みんなの集中力が増していて、全員が勝利に貢献したと思う」と振り返った。

試合前にはドミンゴ・サンタナ外野手(29)が、米国で左半月板のクリーニング手術を受けたことが発表されたばかり。オスナは「ほぼ毎日連絡はとっています。ちょうど昨日、連絡して手術はよくいったと聞いて。本人もできるだけ早く戻りたい気持ちが強い。チームとして必要な戦力なので、1日も早く戻れればいいなと思います」と明かし、盟友の復帰を心待ちにした。【鈴木正章】

ヤクルトニュース一覧はコチラ>>