阪神湯浅京己投手(22)が9ホールド目を記録した。

1点を勝ち越した8回に登板。先頭石川昂から粘られながらも空振り三振を奪うと、続くビシエドも見逃し三振。最後は阿部を中飛に打ち取った。この日は母の日。試合のヒーローになった湯浅はドームまで応援に駆けつけた母衣子さんに感謝のメッセージを送った。

-勝ち越し直後の大事な場面で出番だった

「前の回に勝ち越してもらっていたんで絶対にゼロで、3人で抑えるという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」

-先頭は前打席で本塁打の石川選手だった

「本当に粘られはしましたけど、三振で抑えることが出来て、そこから流れに乗って3人で抑えることが出来たと思います」

-チームは大山選手の本塁打で流れが変わった。気合いが入ったか

「本当にブルペンで見ていて、ブルペンでも盛り上がりましたし、絶対にゼロで抑えてザキさん(岩崎)につなぐという気持ちで見ていました」

-勝ちパターンでの登板で心がけること

「どんな場面で投げても自分のやることは変わらないと思うので、勝っていようが、同点でいようが自分の出来ることを精いっぱいやろうと思ってマウンドに上がっている」

-三重・尾鷲市の出身。今日は母の日。ドームにはお母さんが応援に訪れている

「去年までリハビリ組でほとんど投げている姿を見せることが出来なかったので、今日少しでも投げている姿を見せられてうれしく思いますし、本当にもっともっと恩返しできるように頑張っていきたいと思います」

-ファンにメッセージ

「火曜日からもしっかり勝てるように1人1人が頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」

【ニッカン式スコア】8日の中日-阪神戦詳細スコア