サンデードラゴンズが止まった。12球団唯一、5戦5勝だった日曜日で黒星。昨季投手2冠の柳が7回無死一塁から阪神大山に痛恨の同点2ランを浴びた。8回には2番手ロドリゲスが四球、盗塁から勝ち越しを許した。

柳は6回までに106球。立浪監督は続投について「自分の判断ミス。しっかり判断しないといけなかった。結果論だが7回までいってくれというところ。これが野球」と肩を落とした。

3回は2死三塁から中野のゴロをさばいた遊撃・三ツ俣が一塁へ悪送球。適時失策となって1点先制を許した。8回も1死からロドリゲスが盗塁、四球を許し、佐藤輝の中前打でピンチを拡大し、ロハスの遊ゴロで勝ち越しを許した。指揮官は「痛いミスが失点に絡んだのが今日の反省かな」と続けた。

10日からは神宮、東京ドームと苦手とする敵地6連戦。首位ヤクルトとの3ゲーム差を維持できるか注目される。

○…大砲候補2人が初めてアーチそろい踏みだ。5回1死一塁でルーキー鵜飼が西純から逆転3号2ラン。「打ったのはフォーク。浮いてきたボールは全部いこうと思っていました」。6回には石川昂が続いた。中学時代の野茂ジャパン、U18代表で一緒だった同学年の西純から左中間へ5号ソロを運んだ。「中途半端な打撃はしたくなかった。(西純を)正直意識していて本塁打を打ててうれしいですが、チームが負けて悔しいです」と唇をかんだ。

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